PARTICIPANTS
5者
あなた/Claude/専門家3体
+最後に別モデル1体
PHASES
6段階
把握→深掘り→専門家→統合
→最終レビュー→まとめ
LENSES
3+1
論理・本質・見落とし
+別系統モデルの外部視点
OUTPUT
2種類
議論ログ(Markdown)
図解サマリー(HTML)
01
WHAT IS IT
普通にAIへ相談するのと、何が違うのか
ポイントは「Claudeが答える人ではなく、意見を持った4人目の参加者になる」こと。あなたの発言を受け止めたうえで、必ず自分の仮説をぶつけてくる。
論理構造・本質思考・見落とし検出はいずれもClaudeの分身。それぞれ「1つの観点だけを見る」よう役割を絞ってあるため、まとめて聞くより指摘が鋭くなる。Codexだけが別系統のAI。
一直線に進むのではなく、Phase 4 と Phase 2 の間をぐるぐる回るのが前提。「もう論点が出尽くした」と判断できたときだけ Phase 5 に進む。
04
LENSES
4つのレンズは、それぞれ何を見ているか
FIRST
論理構造
- AだからB、に本当に因果はあるか
- 前半と後半で言っていることが矛盾していないか
- 選択肢に漏れ・ダブりはないか
- 主張を支えるデータは足りているか
例:「単に同時に起きているだけで、原因ではないのでは」
SECOND
本質思考
- 今の議論は本来の目的からズレていないか
- 「当たり前」に根拠はあるか
- 周りが言っているから、で流されていないか
- で、それが分かると何が決まるのか
例:「そもそも解くべきはその問題ではないのでは」
THIRD
見落とし検出
- 議論に出てこない関係者はいないか
- 短期だけ/長期だけを見ていないか
- 市場・競合・法規制など外の変数は
- 「やらない」という選択肢は検討したか
例:「実行した後の二次的な影響が抜けている」
LAST
Codex(別モデル)
- 暫定結論は本当に妥当か
- Claude陣営に共通する偏りはないか
- このまま進めてよいか
- 決める前に最後に確認すべき1問は何か
例:「4者とも同じ前提に乗っている。そこが弱点」
3体はそれぞれ200〜400字で簡潔に答え、指摘は最大3点まで。長文で埋めず、痛いところだけ突くよう設計されている。順番にも意味があり、見落とし検出には前の2体の発言がすべて渡される。
05
WHY CODEX
なぜ最後だけ「別会社のAI」を入れるのか
入れるタイミングは1回だけ
議論が収束し、暫定的な結論が見えた段階(Phase 4.5)で呼ぶ。3体の発言が揃う前には呼ばない。外部ツール経由で動くため時間がかかり、乱発する設計にはなっていない。
渡す材料は「全部」
元のテーマ、ここまでの議論の要約、3体全員の発言、Claudeの統合見解と暫定結論。これらをすべて渡したうえで、忖度なしのレビューを求める。
結果の扱い
Codexの見解は要約しすぎず、別モデルの生の視点として提示される。新しい論点が出れば Phase 2 に戻って再検討し、支持されればそのまま結論へ。実行が失敗した場合は「レビューできなかった」と正直に報告する(それらしい内容をでっち上げない)。
効く使い方
結論が出ていない段階で持ち込む
「答えを教えて」ではなく「一緒に考えて」で起動する。決め切ったあとに持ち込むと、追認で終わる。
反論されたら乗る
Claudeの仮説に反対するほど議論は深まる設計。あなたの反論が正しければClaude側が素直に認める前提になっている。
必要な専門家だけ呼んでもよい
「論理だけ怪しい」なら論理構造だけ。全員を毎回呼ぶ必要はなく、議論が進むたび何度呼び直してもよい。
避けるべきこと
浅い段階で専門家を呼ぶ
論点が見えていないうちに呼ぶと、当たり障りのない一般論しか返ってこない。1〜2往復してから呼ぶ。
指摘を全部受け入れる
的外れな指摘は「今回のケースでは当てはまらない」と落とす。判断するのはあなたとClaudeであって、専門家役ではない。
堂々巡りを放置する
同じ話が回り始めたら、Claude側から「論点を整理しましょう」と介入する設計。手詰まりを感じたらその場で言ってよい。
Claudeが必ず守ること
まず受け止めてから別の視点を出す。専門家の発言を垂れ流さず、必ず咀嚼して統合する。「本質思考の観点から」と発言者を明示して紹介する。
起動のしかた
「ディスカッション」「壁打ち」「相談したい」「一緒に考えて」のいずれかを言えば起動する。明示しなくても、戦略的な相談だと判断されれば自動で立ち上がる。
「結論」だけでなく「どの論点を経てそこに至ったか」を残すのが要点。数か月後に判断を見直すとき、当時の前提が分かる状態にしておくための設計になっている。
| 比較項目 | 戦略的ディスカッション | 各種ハーネス | 戦略分析 |
| 進み方 | あなたと対話しながら少しずつ | 依頼したら自動で最後まで走る | 複数の担当が並列で調べる |
| あなたの関与 | 常に必要(決めるのはあなた) | 最初と最後だけ | テーマを渡すだけ |
| 向いている状態 | 考えが固まっていない、話しながら整理したい | やることが明確で、品質を作り込みたい | とにかく材料を集めたい |
| かかる時間 | 対話の往復ぶん | 20〜40分(自動) | 調査量による |
「一人で考えていても堂々巡りする」ときはこのスキル。「もう何をすべきか分かっていて、質を上げたい」ときはハーネス側が向いている。
はじめて使うときの4ステップ
1
START
言い方は雑でいい
「〜について壁打ちしたい」と切り出すだけで起動する。整理してから話す必要はない。
2
DIALOGUE
出てきた仮説に反応する
Claudeの意見に賛成/反対をはっきり返す。反対するほど議論の精度が上がる。
3
EXPERTS
迷ったら専門家を呼ぶ
「専門チームの意見も聞きたい」と言えば3体が入る。特定の1体だけを指名してもよい。
4
CLOSE
「まとめて」で締める
Codexの最終レビューを経て、議論ログと図解サマリーが出力される。